求める力を得た時

　フィリ=パーガスよ。
　週末は雨だとかで管理人がしょげていたわ。

　力が欲しい…そう思った事はないかしら？
　力といっても色々あるけれど、管理人は切に求めているわ。
　彼女が求めているのは…悪魔を滅ぼす力。
　…そう、健康の大敵である脂肪とそれに頼る事を強要する愚か者を倒す為の力を求めているの。
　愚か者が家の中にいるのでは当然ね。
　それに、管理人は太りやすいそうだから。

　私は自分に合った力を既に持っているからいいわ。
　今のままで十分なの。
　リッフィーとルルクはもっと力が欲しいと言っているけれど、求めている力が何なのかが判っていない様ね。
　力なら何でもいいといった感じだもの。

　そして、今日…

　少しだけれど、管理人は力を得たわ。
　そう…求めてやまなかった力を。
　けれど、力を得ると使いたくなるのが人。
　管理人はその力を早速使ってしまったの。
　使ってなくなる様な力ではないけれど、勿体ない気がするわ。
　こういう類のものはある程度溜めてから使った方がいい気がするの。
　まあ、使い時を決めるのは力の所有者だけれど。

　この力を使ってもっと痩せる…管理人はそう言っていたわ。
　これは明るい未来の為、そして…優しい人達の為だそうよ。

　今回はこの曲にするわ。



　悲しい曲ね…詩がそう思わせるのかしら？
　けれど、私も管理人も嫌いではないわ…こういう曲は。